昨日は、以前映画館で娘と観た『忍びの国』のDVDを観てました。
大野智さん主演。『嵐』の中で、私は大野さんファンです。
もう散々語り尽くされていますが、あの穏やかで大人しそうな優しい顔立ちー
からは連想しづらい、ひとたびスタートしたらもう、素晴らしい歌唱力と凄いダンスと才能が溢れてて、驚きの方です。
絵の才能もあるし、演技には味があって、魅力的な方だなと思います。
私は超能力ものや忍者ものが好きなので、その『忍びの国』は大野さんが出るとあっては絶対
観に行かなければと、娘を誘って行きました。
忍びの者が住む伊賀の里ー。
彼らはいつも銭の事しか考えてなく、仲間としょっちゅう訓練で戦っている時も
誰が死のうが何にも感じないという、“人にあらず“ の様子が、なんだか面白い。
皆清々しいほど単純で、残酷で。
大野さん演じる、伊賀一強い“無門“ も、初めのうちはそうだったけど、他国から連れて来た女房の“お国“ の事が大好きで、段々と人間らしさを知ってゆく。
時代とはいえ、幼い頃に親元から離され連れてこられて忍者にされる幼子たち、胸が痛いです。
楽しくて、リアルで哀しい作品です。2017年に観て、もう6年経つんですね。