私が小さい頃、家族で近所のお宅に紅白歌合戦を見せてもらいにいった事があります。
白黒テレビは3歳の時の写真に写っているから、テレビが無くて行ったわけでもないと思うので、
皆で見るために呼ばれて行ったのかな。昔過ぎて、よく分かりません。
その頃は平屋の借家が並んで建っている家に住んでいて、家や塀が、木で出来てた印象です。
近所の奥さんたちが皆さんいい方たちで、私も○○ちゃんと呼ばれて良くしてもらっていました。
目の前が狭い道で、柵も無く少し高さのある川があり、たまに私と姉が落ちました。
自転車ごと落ちた事もあります。
通りがかりのおじさんに引き上げてもらったり、冷静に友達に親を呼んできてもらったり、
今思うとスゴイです。
幼少期に早くから字の読み書きが出来たので、近所の家のポストに手紙を書いて入れて回ったりしてました。
垣根をもぐったり、屋根に登ったりと結構ワイルドな子供時代でした。
そしてよそのお宅で一緒に見た紅白歌合戦。
母の膝枕でウトウトしながら聴いていた自分を思い出します。
そんな風に近所で仲が良いというのは、子供にも安心感がありました。
当時テレビの中の歌手達は大人ばかりでしたが、今は自分の子供達よりも若い人も出ているし、ずいぶん時が流れたなあと感じます。