いつも楽しく見られるはずの、『何だコレ!?ミステリー』のスペシャル番組を録画して、
少しずつ見ていたのですが、あるコーナーになり、とても見る気になれず、そこで停めて先延ばしにしていたけど、今日ついに見ました。
戦争中に国から、“猛獣と大型動物が空襲により檻が壊れて、町に出たらどうするのか、殺処分せよ“
と、上野動物園に命令が出ます。
この話は昔絵本『かわいそうなぞう』で知って、余りにも悲しすぎて泣いてしまう実話です。
確かに猛獣が町に出てしまったら恐ろしい。
けれど動物たちを大切にしている飼育員の人達にとったら、身を引き裂かれる想いです。
案の定、、、号泣しながら見ました。
もちろんどの動物も気の毒ですが、そこには3頭のアジアゾウのワンリー、トンキー、ジョンがいて、
特に若くて芸達者なトンキーにスポットを当てています。
象たちは毒入りの餌を食べず、苦しい絶食させるしかなくて、それが飼育員さんにとって残酷な辛さです、、、。
餌をねだって、痩せ衰えた身体で一生懸命芸をする姿を見て、飼育員さんは泣きます。
どんなに助けてあげたかったでしょうか。
テレビ番組で臨場感があり、もう悲しくて悔しい思いで見ました。
この絵本は、出版から53年たった今も販売されているそうです。
決して忘れてはならないと思います。