イーダの日記

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『木枯らし紋次郎』が好きでした

小学生の時、両親と姉と一緒に毎週観ていたテレビの時代劇『木枯らし紋次郎』、、、!!

 

大好きでとても楽しみにしていました。

主題歌も、劇中の哀しい曲も、心に残っています。

 

最近YouTubeでオープニングを観て、改めて紋次郎の格好良さを再確認したくなりました。

 

市川崑監督、中村敦夫主演。

紋次郎以外の出演者は毎週全員違うのは、すごいです。

 

天涯孤独な紋次郎、10歳の時に、上州新田郡三日月村を出て、その後一家は離散。

渡世人として旅をしていて、本人は面倒事に関わり合いたくないのに、

毎週毎週、事件に巻き込まれます。

元来人情味があるので、弱い者を助けてしまうのです。

 

紋次郎はちゃんと育ててもらっていなくてー

それどころか、赤ん坊の時に貧乏ゆえに、間引きといって親に殺されるところを、歳の離れた姉に助けてもらっています。

 

色々教わっていないので、

敵と戦うときの刀の振り回し方は自己流で必死で迫力があり、

また、ご飯を食べる時はお箸の持ち方も下手。全部を混ぜて掻き込んで食べます。

(食事時に襲われないように早食い、というのもあるそう)

 

1人で生きて来た、という様子が身体中に染み込んでいるように思います。

 

感動のテーマ曲『だれかが風の中で』の最後の歌詞、

 

“けれどもどこかでおまえは待っていてくれる

きっとおまえは風の中で待っている“

 

天涯孤独な紋次郎が、いつか誰かと出逢って幸せになってくれないかな、、、という切ない気持ちになるのです。

 

昔の記憶では、

その週出演の若い女性が、最後に悪者に切られたりして、哀しく死んでいく、、、。

という回が何度かあったのが印象的に残っています。

 

そして今見ると、紋次郎の爪楊枝が、記憶よりもずいぶん長かったです!

 

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