しばらく前の漫画でしたが、『描かないマンガ家』(えりちん先生)1〜7全巻を手に入れて読みました。
面白かった! ラストは予想を大きく超えてきて感動しました。しばらく心に残りそう。
最近たまたまマンガ家やアシスタントが主役のコミックを立て続けに読み、芸術の世界は大変だなーとつくづく思います。
何にしろプロになるという事は、才能と何倍もの努力があってこそ、、、らしいです。
芸術の世界でプロを体験した事が無いから分からないです。
独身の頃は、
地元でアマチュア劇団立ち上げて、台本書いて主演する公演を何年かやりました。小学校から高校までずっと演劇部だったので、卒業して就職してからもやりたくて。皆仕事しながら夜集まって稽古、楽しかった。
書く方は一度小説を有名な文芸誌に送り、編集者に見てもらい、真摯に長い意見を書いて送り返して頂いた事が。でも、その後続きませんでした。
主婦になってからは、
転勤生活、子育てしながら色々な雑誌に投稿して、常連として誌面を賑わしたりとしてましたが、、、全てアマチュア活動です。
色々好きな事があったけど、コレひとつに賭けたい!!という事が出来ず。
だからこういうプロを目指す物語を見ると、とても心が揺さぶられます。
さらに振り返ってみたい。
小学1年生からノートによく小説を書いてたけどそれだけ。
歌も好きで『スター誕生』の地元予選会に行ったり。(2,000人来てました。)(もちろん1次落ち。
あの頃は楽譜を持っていき、その場でピアノの生演奏でのオーディションでした!)
(小4の時に音楽の先生に、絶対音感があるから合唱部に入れと言われたけど放送演劇部に入りました。)
地元の文芸誌からエッセイの依頼が来て書いたり。
アマチュア写真家達のモデルをやってて、それらで私の上映会開かれたり(今思うと、なんだそれは!?)
思い返すと色々やってましたー。アマチュアで。
なのでプロの世界が未知のまま、今まで生きて来ました。
よく言う“売れない作家” “売れないマンガ家“ などは“プロ”という基本の上に成り立っているので、いいじゃない羨ましいと思ってしまう自分が今もおります。
結局どの世界で生きたかったんだろう。努力を積み重ねてプロになりたかったのは、どこなのか。
3人の子育てはもうすごく楽しかったけど、皆自立していったし、夫とは別居したし、
今また自分の人生を考える時期です。自分の人生ですから。