先日、張り切って “午前十時の映画祭“ の『地球防衛軍』に出かけた時のこと。
ショッピングモール内に映画館があって、9時前に着いて、建物内に入ってエレベーターのボタンを押したら、反応無し。
するとそこにいた私より年上と思しい女性が「9時にならないとエレベーター動かないですよ」
と、教えてくれました。「あ、そうなんですか。ありがとうございます」
映画上映は9時15分からなので、結構ギリギリだな〜と待っていると、若い女性が入って来て、やはりボタンを押しています。
今度は私が教えてあげて、「ありがとうございます」とその人は携帯電話を掛け始めました。
電話が終わると私の方にススッと来て、
「今、お父さんに車で送ってもらったんですけど、映画観るのではなくて、この間○○のパンフレットが売り切れで、今日買いに来たんです」
「そのためにパーキング入れるのも勿体無いから、その辺回ってて、ってと言ったんですよ、ふふふ」と、お話ししてくれて、少しビックリ。
ニコニコと、見知らぬ若い女性が知り合いのようにお話ししてくれるので、私もお相手してました。
やがて9時になりエレベーターが開いて、皆で乗り込んで上へ。
その女性が私に「お話し聞いてもらって、ありがとうございました。映画楽しんできて下さいね!」と笑顔で言ってきてくれて、お別れしました。
おばちゃんなら、知らない人にも話しかけて来る人は割といますが、こんな若い方でおばちゃんの私に
屈託なく話してくれるとは。映画が始まる前のひと時が、思いがけず嬉しい気分になりました。